検索とフォークソノミー

投稿日:
2009年04月06日
カテゴリー:
雑多な事

今作っている、サーバ・コンピュータにあるファイルシステムを資源として利用しやすくする仕組み、なんだけれど、どうも考えが煮詰まりきりません。その根底にあるものは、現実のファイルの持つ属性が、WINDOWSやUNIX、LINUXが搭載しているファイルシステムにより制限されているという点です。

ファイルそのものはさまざまな属性を持ちます。ファイルの名前のみならず、ファイルの属するアプリケーション、サイズや更新日、などなど。これらの属性に応じた検索は、OSレベルですでに提供されていますが、さらに、ユーザの好みに応じたより多様な属性を付加して、検索効率をより上げたいと思うのが自然かなと思います。

そこで出てきた概念が、フォークソノミー。この単語自体は英単語「Folk」と英単語「Taxonomy」の合成語らしく、利用者による分類で検索を可能にするということです。現実にはさまざまなウェブ・アプリケーションにおいて、利用者自らが、コンテンツに応じた複数の「名札(タグ)」を設定し、他の利用者はそれを検索することで、自分の探しているコンテンツを検索するというように利用されています。

例えば最近、私が作業用BGMのためによく利用している「ニコニコ動画」。面白いのは、運営側でルールを設定しているわけではないのに、タグ付けに一定のルールが作られていっているところです。例えばVocaloidにユーザが独自に作成した曲を歌ってもらった動画なら、アップロードしたユーザ名の後にProducerを示す「P」を付ける、とか、動画の中にあるネタをそれとなく示すために「6:30に大事件が(笑)」とか。

このタグによる分類は特に珍しいことではなくて、たぶん図書館情報学でもこういった分類方法は利用しているんだと思いますただ、フォークソノミーで特徴的なのは「ユーザがその種類と適用基準を独自に設定する」というところなんだろうと思います。

例えば、図書館の分類手法(名前はなんていったっけ?)は、すでにコンテンツの属性の分類が終わっていて、その内容に合わせたタグ設定とその階層構造が決まっています。

そこで、ファイルシステムとフォークソノミーを利用して、サーバ・コンピュータ内のファイルをより簡単に検索・表示することのできる仕組みを作っているわけです。

ファイルシステムはOSの機能なので、今回はUNIX、LINUX、WINDOWSを考えています。サーバ・ソフトにはApacheを(そのうちWINDOWSのIISにも対応するようにしたいけど、買わなきゃならないのがちょっと。。。)、サーバ上で走るスクリプトはPHP5を、ファイルの情報を管理するためにMYSQLを適用。サーバ側はこんなかんじ。

クライアント側はブラウザとしてInternet Explorer7以上、Firefox2以上、Opera8以上を今のところ想定。こちらはたぶん、OSによって同一のブラウザの機能が異なることはないだろうけれど、OSはWINDOWSとLinux/Unixを想定(実際はUbuntuだけど)。

今こまっているのは、ディレクトリ内・外検索に対して、タグはディレクトリを横断して検索するので、ここの部分をどうやって作ろうかというところ。なかなか難しい。。。

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