猫と鏡面

投稿日:
2009年04月15日
カテゴリー:
雑多な事

生家の庭、といっても生家は丘陵の縁にあるため、どこからどこまでが生家の庭で、どこからどこまでが他人の管理する丘陵か曖昧なのだが、まぁそんな庭に柿、だったか何か実をつける木がある。父は、その木に実がよくつくように、と、木の下に、円形の鏡面を置いている。たぶん、カーブによく置いてある鏡、今調べたら「道路反射鏡」と言うらしいが、その不要なものをどこからかもらってきて、置いている。ちなみにこういうことはよくあって、たとえば生家の敷地内にある小屋のひとつは、昔、電信柱が木製から鉄筋コンクリート製になった際、不要になった木製の柱を、これまたどこからかもらってきて、それを素材としてこしらえたものだ。
この木は私の部屋の窓からよく見える。で、その木の下に猫がやってきたのである。

猫ははじめ、鏡面に乗っかろうとしたのだが、何か違和感を持ったらしく、踏み出した足を止め、その傍らに落ち着いた。落ち着いたというのは、かれこれ5分以上、そこにそうしているからである。私の部屋の窓からは5m程度しか離れていなかったと思う。そして、そこでじっとしているのだ。そしてたまに、何かを思いついたように鏡面を覗き込んで、そして視線を逸らす。それはまるで、今頭に浮かんだ何か、私はそれを、鏡面に反射した自分の像だと思いたい。それがいったい何か、思い巡らして、そして思いついた考えを確かめるために、鏡面に視線を落とすが、しかしその思いが間違えだったことに気づいて視線を逸らした、そんな姿に見えた。

まぁ私が毎日そんなことばかり考えているので、思わず自分の姿と目の前の猫を重ね合わせてしまっただけなんだろうけれど。

今日はニコニコ動画で科学カテゴリーに分類されていた動画「アインシュタインと世界一美しい方程式」を視聴して、思いもかけない興奮に包まれた。ここのところ昔の数学の教科書を引っ張り出してきては、線形代数学の入門書に書かれている内容を読み返したり、社会学の教科書を読んだりと、気ままな時間を過ごしている。もっとも、その大半はプログラミングに費やされているのだけれど。なんて貴重な時間を過ごすことが出来ているのだろう、と思う。

製作中のプログラムというかウェブアプリケーション(XHTML, CSS, JavaScript, JScript, DOM, PHP, MySQL, Apache, HTTPなどをアプライしたもの)は、ほぼできた。というか、今の私の能力だと、せいぜいここまでといった感じ。もっと勉強しないとなぁと思った。そろそろひとだんらくして、いよいよ受験勉強開始といきたいところです。え、遅い???

夜は夜で、Internet Explorerでのデバックのために、久しぶりにWINDOWS XPを起動した。作業の傍らでやはりニコニコ動画でVocaloid「MEIKO」の新作(functionPらの合作)を聴いた。Jazz調と本人たちは言っているのだが、とてもしっとりとして落ち着いた旋律と、人間をサンプリングしただけあって、設定しだいではとても魅力的な歌声となるMEIKOが合わさって、まるで初春の、空気が少し温かみを取り戻した夜に、始めはそれほど感じなかったけれど、寝る直前、耳を澄ますと屋根をたたく音がかすかに聞こえたような、そんな雨のように、歌い手の感情の隆起を感じさせる曲となっていた。これはとてもよいものだと思う。曲名「love addiction」やタグ「せつない姉さんは好きですか」がキーワードかな。このウェブログにも、動画を挿入する機能をつけたい。時間ができたら(涙)

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