オリエンテーリング用地図「茶の里いるま」

この文書を、埼玉県でオリエンテーリングを実践してきた私の仲間たち、特に入間市オリエンテーリングクラブの仲間たち、 私にオリエンテーリング用地図作成方法を教えてくれた羽鳥 和重と中村 弘太郎、 関西地図製作所を主催している西村 徳真、そして20歳の青年だった山岸 倫也に捧げる。

最終更新日:2008/12/21

初めに

この文書は、私こと坂本貴史が、2008年に埼玉県入間市小谷田・上小谷田・仏子・牛沢・森坂・高倉に残る森林を中心とした領域を踏査・作図し、 オリエンテーリング用に調整した地図に関するものです。この地図を利用するにあたってのガイドラインにもなっているため、 この地図を利用したいと考えている方はご一読のほど、よろしくお願いします。
茶の里いるま

この文書の内容

  1. 地図の利用とその条件に関して
  2. 入間市加治丘陵保全・活用基本計画について
  3. 保存・加工・再配布に関して
  4. 著作権に関して
  5. 縮尺、等高線間隔、通行可能度、地図記号図式、注意箇所に関して
  6. 寄付
  7. OCADメタデータへのアンカー
  8. 旧地図ギャラリー
  9. 地図作成の基礎データ

地図の利用とその条件に関して

この地図は、オリエンテーリング活動に利用する場合に限り、利用することができます。 以下の条件のもと、以下の用途に利用することができます。 なお、以下の条件は、1998年3月31日に入間市が策定した「入間市加治丘陵保全・活用基本計画」に基づいて設定されています。

地図作成のための資料としての利用
この文書内には、地図作成ソフトであるOCADのメタデータを含んでいます。 ダウンロードしてOCADで展開することで、自由にその内容を利用することができます。 また、調査原図や踏査して描いた下絵などのデジタル・データや、作成にかかった日数・時間などの情報も含んでいます。 これは、地図作成のための練習としての素材を提供したいという意図に基づいています。
ルートプランや地図読みの練習図としての利用
現地に立ち入らず、室内でのルートプランなどの練習図としての利用や、 室外での地図を読むという身体運動の練習図(地図読み走)として利用することができます。
オリエンテーリング(MTB競技を除く)の実践への利用
この場合は、埼玉県オリエンテーリング協会と入間市オリエンテーリングクラブへの相談のもと、 この地図を利用することができます。この用途に利用する場合は、 必ず埼玉県オリエンテーリング協会と入間市オリエンテーリングクラブに利用の可否を問い合わせ、 その判断に従って下さい。この2者へ問い合わせることなく、 オリエンテーリング実践の目的で該当領域へ立ち入るためにこの地図を利用することはできません。 また、私は、このデータの利用によって生じた利害関係には、まったく関与致しません。

以上に加えて、地図のデータにおかしなところ、修正してもらいたい箇所など見つけた方は、 お手数ですが、私までご連絡くださるようお願いします。o-takashi(あっとまーく)sakamocchi.jp

入間市加治丘陵保全・活用基本計画について

1998年3月31日に入間市は、加治丘陵の自然環境の保全を目的とした、入間市加治丘陵保全・活用基本計画(通称:加治丘陵さとやま計画)を策定しました。 この基本計画は、加治丘陵と呼ばれている領域を以下の5つの区域に分類、そのそれぞれに土地利用の方針及び配置計画を設定することによって、目的としての自然環境の保全と、手段としての活用を実現しようとしています。

  1. 自然体験区域  面積 約105ha
  2. 自然環境研究区域  面積 約21ha
  3. 自然活用区域  面積 約142ha
  4. 自然観察区域  面積 約116ha
  5. 文化交流区域  面積 約40ha

この地図内に含まれている山林のうち国道299号よりも西側の領域は、これら分類区域のうち、「自然活用区域」とされています。

自然活用区域 面積 約142ha
  土地利用方針
    山林の環境と景観を維持しながら里山の機能を充実する区域
    地権者自らが農業・林業・観光等、経済面においても山林を活用できる区域
  配置
    加治丘陵の外周部に保護・保全区域の緩衝帯を形成
    主に居住地に隣接し、道路・鉄道等の交通利便性が高く、民家の裏山的位置等、活用や市民利用の面で優位とみられる区域

なお入間市は、手段としての活用のため、自然体験区域を「(仮称)加治丘陵さとやま自然公園」として整備する計画を進めており、 2001年9月に「加治丘陵「自然体験区域」基本設計報告書」でその基本計画を出しました。 そして2008年7月に「(仮称)加治丘陵さとやま自然公園見直し計画」を策定しました。

保存・加工・再配布に関して

この文書は、次のデジタル情報を含んでいます。

保存・加工・データの変換

保存と加工、データの変換に関しては、完全に自由です。

アナログ形式での再配布

アナログ形式での再配布とは、印刷物としての再配付を指します。これに関しても、自由です。

デジタル形式での再配布

デジタル形式での再配布とは、コンピュータを用いて自由に加工を行うことのできる形式での再配付のことを指します。 これに関しては、OCADメタデータの形での再配布は行わないでください。OCADメタデータ以外のデータの再配布は、どのような形で行っていただいても構いません。 例えばOCADメタデータを高解像度のラスタ・データ(GIFやJPEG)にデータ変換し、それを再配布するといったことができますが、 OCADメタデータを修正し、そのままOCADメタデータとして再配布することはできません。

著作権に関して

この地図データの著作権は、現在、坂本貴史にあります。私はこの著作権を2010年12月31日に放棄し、入間市オリエンテーリングクラブに譲渡します。 また、その期限までの間に、私がウェブサーバを維持できなくなったと判断した時にも、著作権を放棄し、入間市オリエンテーリングクラブに譲渡します。 なお、現在においても未来においても、この地図の利用者が、この地図を利用することで発生した利害関係に関して、私は関与することがありません。

縮尺、等高線間隔、通行可能度、地図記号図式、注意箇所に関して

縮尺、等高線間隔

縮尺は1:5,000、等高線間隔は2.5mです。

通行可能度

通行可能度は、私、坂本貴史が2008年夏の時の状態を基準としています。すなわち、アイグラスを装着した状態で、ある地点からある地点まで移動する際、 その間の地表面の状態が理解できている状況で、同じ傾斜の通行可能度のよい斜面に対するスピードを100%とした際に、どのくらいのスピードを維持できるかという点に基準をおいています。 そのため、見通しが悪くても、その傾斜においてスピードが80%以上維持できれば可能度A、60%から80%ならB、20%から60%ならC、20%以下ならDとしています。 また、こういう基準で作成しているため、透過可能度として地図を作成するトレイル形式のオリエンテーリングにこの地図を利用することは難しいでしょう。

地図記号図式

地図記号図式は、日本オリエンテーリング協会のJSSOM2007(2007/03/03改訂)に準拠していますが、特殊記号として以下を追加しています。

深い穴(深さ5m以上で、落ちたら這い上がれません)
201.通行不能ながけ(Impassable cliff)を円状に描いたもので表現しています。
共同墓地
独自記号です。墓石をイメージさせる記号にしました。
廃フェンス
522.通行可能な柵または手すり(Passable fence or railing)を短くした記号を連続して表現しています。
未舗装領域と歩道
車の通行できる砂利道や土の地面、自動車の通行しない舗装された領域です。529.0.舗装区域と529.1.舗装区域のふちで表現しています。
舗装領域
アスファルトで舗装された、自動車の通行する領域です。529.5.舗装区域と529.6.舗装区域のふちで表現しています。
お茶畑
413.方向性のある果樹園と414.明瞭な耕作地の境界で表現しています。
防霜ファン
お茶畑にある扇風機です。夜間の冷え込みによる霜を防ぐために、地表面の空気を拡販する目的で設置されています。 今回の地図は「茶の里」と銘打っているので、描画してみました。JSSOM2007の526.3.支柱(Pillar)を流用しています。

注意箇所

注意箇所として、以下を挙げます。

牛沢のカタクリ自生地
地図の北東ある牛沢集落内に、カタクリの自生地があります。保護することを入間市より期待されています。524.通過不能な柵または手すり(通過禁止)で囲まれています。
通過不能のがけ
図化領域内にあるがけのうち、落ちたら大怪我につながるようなものはすべて201.通過不能のがけ(通過禁止)で表記してあります。
深い穴
深さが5m以上あり、落ちたら這い上がれないような穴です。201.通行不能ながけ(通過禁止)を円状に描いたもので表現しています。
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)
高速自動車道です。528.1.立ち入り禁止区域(通過禁止)で表現してあります。
深い水域
高速自動車道の下にある池や一部の河です。深さや流れによる危険があります。304.1.通過不能な水域(通過禁止)で表現してあります。

寄付

ここにあるデータは無料でご利用いただけますが、ウェブサーバの維持には費用がかかっています。 この文書に含まれている情報に価値を感じる方がいましたら、2010年12月までウェブサーバを維持するため、また私の家計のために、寄付をよろしくお願いします。

寄付の意志のある方は、お手数ですが以下のアドレスでご連絡ください。
o-takashi(あっとまーく)sakamocchi.jp

なぜ地図利用料を取らずに寄付という形式としているかというと、以下のような考えに基づいているからです。 すなわち、地図はその版権を保有していることに価値があるわけではなく、それを第3者の誰かが利用して初めて価値が発生する可能性が生まれるということです。 地図データそのものには、おそらく価値はないのでしょう。

OCADメタデータへのアンカー

これまでの説明に合意していただける方は、以下のアンカーからOCADメタデータをご利用下さい。

OCADメタデータへのアンカー
地図名 縮尺 等高線
間隔
ファイル
サイズ
用紙
サイズ
図式 画像
茶の里いるま 1:5,000 2.5m 543.7KB B4横 JSSOM2007 画像

旧地図ギャラリー

別ファイルにまとめてあります。旧地図ギャラリー

地図作成の基礎データ

別ファイルにまとめてあります。地図作成の基礎データ

おしまい